宮じいの作物カタログ「旨キャベツ」

寒玉と春系の中間ぐらいの品種。水分含量が多く、葉質はパリパリ瑞々しくて糖度が高く甘みの強い生色向きの美味しいキャベツです。冬の寒風「伊吹おろし」でとことん鍛えられたこの感動の甘さと味わいを是非ご賞味ください。

『古代地中海の薬草 “ケール” が、人の手によって美味しいものが選抜され “キャベツ” となって世界へ。
そして今、ここ田原市の寒風に鍛えられた糖度の高いキャベツに進化しました。
このとびきりの旨さは、長い歴史の中で人々に愛され続けたDNAの結晶だ!』

渥美半島の風物詩「菜の花」もキャベツと同時アブラナ科。この地の風土がキャベツに合うのは全国的にも有名で、冬から春にかけての一面のキャベツ畑の風景はみんな驚く事間違いなし!
常春と称される温暖な半島に、冬は冷たく強い季節風「伊吹おろし」が吹き付ける。このメリハリにキャベツが鍛えられ、甘さと旨みを蓄えるからより一層美味しくなるよ。
紫色にしもやけたキャベツは寒さにあたった証。そして、ずっしりと重くて巻きが詰まったものは健全に育った証。キャベツ選びの参考に是非!

『豊富な薬効成分を含む野菜で、ビタミンU “キャベジン”が胃腸の働きを助け、
発ガン抑制物質の含有量は全野菜中トップクラス!アレルギー症状を緩和する効果もあるよ。』

驚きの甘さは品種の力を最大限に引き出すことから生まれるよ。
まずは完熟堆肥と自然から生み出された多様な有機質肥料で、豊かな土づくりから。多様なエサが多様な微生物相を育み、多様なエネルギーを生み出すんだ。
窒素・リン酸・カリ・Ca・Mgその他の微量元素はもちろん、ミネラル・ビタミン・アミノ酸など様々な栄養が健康に育ててるんだろうな。
天然の素材を土に返し次の命を育む。星の数ほどの微生物が共生し支え合う生命力豊かな土に育まれた野菜はうまい!食べればわかる。
彼らの生きたストーリーは、味の中にも滲み出てしまうんだね。